Wanna One、再結成は困難か?メンバーが語るそれぞれの道と現状
Author/ Publisher: Emma

韓国のサバイバルオーディション番組「Produce 101 Season 2」から誕生し、一世を風靡したボーイズグループWanna One。活動期間わずか2年という限定的ながらも、国内外で絶大な人気を誇り、K-POP界に大きな足跡を残しました。様々な芸能事務所から集まった才能ある11人のメンバーたちは、グループ解散後、それぞれの道で精力的に活動を続けています。音楽の道に進む者、俳優として新たな才能を開花させる者など、その活躍は多岐にわたります。
多くのファンがWanna Oneの完全体での再結成を待ち望む中、メンバーのハ・ソンウンが、その可能性について率直な見解を語り、注目を集めています。

先日、ある番組でMCのジョナサンが、Wanna Oneの再結成計画の進捗状況について尋ねると、ハ・ソンウンは次のように答えました。
「正直なところ、全く進展がありません。一歩も踏み出せていないと感じています。何かを計画しようとすると、誰かが兵役に行って、また誰かが戻ってきて、そしてまた別の誰かが入隊する、というように、まさに無限ループなんです。それに、一部のメンバーは俳優業に専念していて、そちらで大成功を収めています。もう俳優として確立されているんです。彼らはそれぞれの仕事で充実しているので、Wanna Oneとして再集結する必要性を感じていないのではないかとさえ思います」
彼のこの率直な告白は、長年のWanna Oneファンにとって、少なからず複雑な感情を抱かせるものとなりました。

近年、K-POP界では過去に活動していたグループが再結成し、カムバックを果たすケースが増えており、Wanna Oneのような人気グループの再来を期待する声は根強く存在します。しかし、ハ・ソンウンの言葉からは、現状としてメンバー全員でのカムバックは困難であるという現実が浮き彫りになりました。
兵役の問題に加え、メンバーそれぞれが異なるキャリアを築き、各分野で成功を収めていることが、再集結の大きな壁となっているようです。歌手として第一線で活躍するメンバー、演技の道で目覚ましい成果を上げるメンバー、ミュージカルやバラエティなど新たなジャンルに挑戦するメンバー。彼らがそれぞれの夢を追求し、プロフェッショナルとして確立された今、かつてのグループとして短い期間でスケジュールを調整し、再び集まることは非常に難しいと言えるでしょう。
Wanna Oneのメンバーたちが、それぞれの分野でさらに輝かしい活躍を見せることを応援しつつも、いつかまた彼らがステージに立つ姿を見られる日が来ることを、ファンは心の中で願い続けるのではないでしょうか。彼らの未来の活動にも、引き続き注目が集まります。

Source: Daum